秋
元情報セキュリティ企業勤務。大学院で数理暗号を専攻。CTF暗号問題の出題・解説経験あり。
秋山 拓真の記事 (5)
現代暗号
ROT13とBase64の違い|暗号とエンコードの境界
ROT13とは、アルファベットを13文字ずらす単換字式暗号で、1980年代初頭のUsenetのnet.jokesでネタバレ隠しに使われた、固定鍵13の自己逆操作です。
現代暗号
暗号化とハッシュ化の違い|可逆・不可逆とソルト
暗号化とは、鍵を使って平文を元に戻せる形へ変える可逆処理であり、ハッシュ化とは、元の値を復元できない不可逆処理である。情報セキュリティ企業で暗号実装の検証をしていた頃、新人コードで最も多かった事故は、パスワードをBase64で保存する例と、SHA-256を一発でかけるだけの例だった。
現代暗号
共通鍵暗号と公開鍵暗号の違い|図解で仕組み比較
ブラウザでHTTPSのサイトを開いた瞬間、画面には見えないところで「いま誰と鍵を決めたのか」と「その後の本文をどの鍵で守るのか」が一気に走ります。この記事では、まず共通鍵暗号の仕組みと量子コンピュータ時代に何が変わるかの節を先に参照すると、以降の議論の流れがつかみやすくなります。
現代暗号
AES暗号とは?歴史・仕組み・GCMまで
WebをHTTPSで開き、Wi‑Fiに接続し、ノートPCのディスク暗号化を有効にする。ふだん何気なく触れているこの3つの動作の奥には、同じ名前の暗号がいます。
現代暗号
RSA暗号とは?素因数分解と公開鍵の仕組み
1977年に公開されたRSAは、公開してよい鍵(n, e)と外に出してはいけない秘密鍵dを分けることで、暗号と署名の考え方を一段進めた方式です。公開鍵暗号を数式から理解したい人、仕組みは知っているのに実務での役割が曖昧な人に向けて、歴史的位置づけから手で追える計算例までを一本につなげます。