現代暗号

現代暗号の記事一覧

最新記事

現代暗号

TOTPは、共有秘密鍵と現在時刻を使って6桁のコードを導く認証方式である。機内モードでも表示が更新される事実が示すように、コードはサーバーから送られてくるのではなく、端末とサーバーが同じ入力に同じ計算を施して独立に一致している。

現代暗号

bcryptは、1999年にNiels ProvosとDavid Mazièresが発表した適応的パスワードハッシュであり、Blowfishの重い鍵スケジュールを利用して意図的に処理を遅くした方式です。

現代暗号

LINEのLetter Sealingは、2015年に導入されたLINE独自のエンドツーエンド暗号化である。情報セキュリティ企業で暗号実装の検証業務に携わっていた頃、「うちはTLSで暗号化しているのでE2EEです」という仕様書に何度も出会い、そのたびに区間暗号と端末間暗号の違いを図に描いて説明してきた。

現代暗号

ROT13とは、アルファベットを13文字ずらす単換字式暗号で、1980年代初頭のUsenetのnet.jokesでネタバレ隠しに使われた、固定鍵13の自己逆操作です。

現代暗号

暗号化とは、鍵を使って平文を元に戻せる形へ変える可逆処理であり、ハッシュ化とは、元の値を復元できない不可逆処理である。情報セキュリティ企業で暗号実装の検証をしていた頃、新人コードで最も多かった事故は、パスワードをBase64で保存する例と、SHA-256を一発でかけるだけの例だった。

現代暗号

ブラウザでHTTPSのサイトを開いた瞬間、画面には見えないところで「いま誰と鍵を決めたのか」と「その後の本文をどの鍵で守るのか」が一気に走ります。この記事では、まず共通鍵暗号の仕組みと量子コンピュータ時代に何が変わるかの節を先に参照すると、以降の議論の流れがつかみやすくなります。

現代暗号

WebをHTTPSで開き、Wi‑Fiに接続し、ノートPCのディスク暗号化を有効にする。ふだん何気なく触れているこの3つの動作の奥には、同じ名前の暗号がいます。

現代暗号

1977年に公開されたRSAは、公開してよい鍵(n, e)と外に出してはいけない秘密鍵dを分けることで、暗号と署名の考え方を一段進めた方式です。公開鍵暗号を数式から理解したい人、仕組みは知っているのに実務での役割が曖昧な人に向けて、歴史的位置づけから手で追える計算例までを一本につなげます。

現代暗号

ECサイトを開いて、アドレスバーの鍵マークを見た瞬間、ブラウザの裏側では相手が本物かを証明書で確かめ、通信内容を読めなくし、途中で書き換えられていないことまで同時に整えています。HTTPSの正体は、盗聴を防ぐ機密性、改ざんを見抜く完全性、正しい相手を確認する認証を、TLSでまとめて実現する仕組みです。

現代暗号

Acrobatで受け取ったPDF契約書を開いた瞬間、「署名は無効」の赤い警告が出て、見た目ではサインが入っているのに何が足りないのか、筆者も最初は止まりました。

現代暗号

ハッシュ関数は、データを元に戻せる形で隠す暗号化とは別物で、任意長の入力を固定長の値に要約する“一方向”の仕組みです。ターミナルで echo -n 'hello' | shasum -a 256 を打ち、1文字だけ変えて結果がまるで別物になる様子を見るたびに、SHA-256の性格は理屈より先に腑に落ちます。

現代暗号

ビットコインの安全性を「強い暗号で守られているから」とひとことで片づけると、肝心な仕組みを見失います。実際には、秘密鍵でしか作れない署名、前の履歴を指紋のようにつなぐハッシュ連鎖、改ざんに現実のコストを背負わせるPoW、参加者全員の分散検証、