古典暗号
古典暗号の記事一覧
エニグマ暗号機の仕組み|構造・暗号化・解読を図解
エニグマ暗号機の仕組み|構造・暗号化・解読を図解
エニグマ暗号機の仕組み|構造・暗号化・解読を図解
映画で見た光るランプの列を思い出しながら、筆者が紙の上で追ってみると、エニグマの1文字は右から左へ進み、反射して、また左から右へ戻る小さな旅をしています。その往復のあいだに、キーボード、プラグボード、ローター、リフレクター、ランプがどう噛み合うのかまで見えてくると、この機械は「複雑な箱」ではなく、
ガイドを読む »暗号の解き方 入門|復号との違いと基本手順
暗号の解き方 入門|復号との違いと基本手順
暗号の解き方 入門|復号との違いと基本手順
謎解きイベントで拾った英字の暗号メモを前に、筆者はスマホを開かず、紙と鉛筆だけで文字の並びを眺め、まず換字か転置か、短文か長文かを見極めるところから始めました。観察して仮説を立て、1つずつ確かめていくと、暗号は思ったより「勘」ではなく手順でほどけます。
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書籍暗号の仕組みと作り方——ページと行で文字を指す
書籍暗号は、平文の語や文字を本の中の位置を示す数字の組に置き換える換字式暗号である。1780年の西点要塞引き渡し交渉では、アーノルドとアンドレが辞書や法律書を鍵本に用い、同じ版を持っていることだけが通信の前提になった。
レールフェンス暗号とは?柵で並べ替える解き方
レールフェンス暗号は、平文の文字を柵のレールにジグザグに書き、段ごとに拾い直して並び順だけを変える転置式暗号である。別名はジグザグ暗号で、換字式と違って文字そのものは置き換えないため、暗号文の文字の出現頻度が平文と一致する。
ポリュビオスの暗号表とは?5×5マスの数字暗号を解読する
ポリュビオスの暗号表は、5×5のマス目に文字を並べ、その位置を行番号と列番号の2桁で示すだけの、きわめてシンプルな換字式暗号である。名前は難しそうでも、数学の知識は要らず、表さえあれば誰でも文字を数字に変え、数字を文字に戻せます。
踊る人形の暗号とは?ホームズの換字式を読み解く
踊る人形は、アーサー・コナン・ドイルの短編に登場する暗号で、1903年12月に雑誌発表され、1905年刊行の『シャーロック・ホームズの帰還』にも収録された作品です。
アトバシュ暗号とは|逆順換字の仕組みと聖書の起源
アトバシュ暗号は、アルファベットを逆順に折り返して対応させるだけの、きわめて単純な換字式暗号である。A は Z、B は Y と対応し、暗号化と復号が同じ操作になる自己反転性を持つため、仕組みの核心はこの一文だけでほぼつかめます。
アフィン暗号とは|mod計算で作る換字暗号
アフィン暗号は、アルファベットを A=0 から Z=25 に数値化し、E(x)=(a·x+b) mod 26 で1文字ずつ置き換える換字式暗号です。シーザー暗号が「足すだけ」なのに対し、アフィン暗号は「掛けてから足す」ことで鍵を a と b の2つに増やし、少しだけ数学的になった暗号として位置づけられます。
フォネティックコード一覧と読み方・由来
フォネティックコードは、アルファベット1文字を決まった1語に置き換えて伝えるための通話方式で、雑音の多い無線や電話でも B と D、M と N の聞き間違いを減らすために生まれた。
モールス信号一覧表と覚え方|欧文・和文・数字
モールス信号は、短点(トン)と長点(ツー)だけで文字を表す、3:1の時間構造に支配された符号体系である。欧文26字、数字10字、和文48字を前にして一覧表で固まってしまう最大の理由は、これを丸暗記の対象として見てしまう点にあります。
換字式暗号と転置式暗号の違い|仕組み・例・解読
紙とペンを手にCATと書き、その場で二通りいじってみると、古典暗号の景色が一気に開けます。文字そのものを別の文字に替えれば換字になり、同じ三文字のまま並びだけを入れ替えれば転置になる――同じ平文でも、前者ではFDWのように姿が変わり、後者ではTCAのように位置だけが動きます。
ピッグペン暗号とは?フリーメイソンの記号暗号の仕組み
ピッグペン暗号は、図形記号を使う単一換字式暗号です。筆者も最初は紙に二つの3×3格子と二つのX字を書き、HELLOを一文字ずつ記号に置き換えてみましたが、読めない形が並んでいるのに自分だけは意味を知っている、その妙な手応えが強く残りました。
スキュタレー暗号とは?仕組み・歴史と弱点
古代スパルタで使われたと伝えられるスキュタレーは、棒に細長い帯を巻いて文字を書き、ほどくと読めなくなる道具であり、そのまま方式名としても語られる古典暗号です。文字を別の文字に置き換えるのではなく、順序だけを入れ替える転置式暗号で、鍵になるのは送受信者が同じ直径の棒、
エニグマのローター構造と151兆通りの正体
シミュレーターでAキーを連打すると、同じキーしか押していないのにランプは毎回ちがう文字へ飛びます。あの小さな驚きの正体こそ、ローター機エニグマの核心です。電流が行って帰る一本の道の上で、ローター配線、回転、リング設定、プラグボードが切れ目なく働いています。