現代暗号
現代暗号の記事一覧
量子暗号とは?QKDの仕組み・PQCとの違い
量子暗号とは?QKDの仕組み・PQCとの違い
量子暗号とは?QKDの仕組み・PQCとの違い
「量子コンピュータが暗号を破る」という見出しを見かけるたびに、筆者自身も量子暗号と耐量子暗号が頭の中で混線しがちでしたが、資料を読み直して整理できたのは、量子暗号の実体は主に量子鍵配送(QKD)であり、データ本体を量子で送る話ではない、という一点でした。
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格子暗号とは?LWEとML-KEM/ML-DSAの核心
ブラウザでTLS 1.3の接続を開く場面を、薄い封筒で済んでいた書類にもう一冊の契約書を同封する感覚で眺めると、格子暗号への移行がぐっと具体的になります。古典的なX25519にML-KEM-768を重ねるハイブリッド鍵共有では、最初の握手メッセージがひと回り大きくなりますが、
量子コンピュータとRSAの脅威と対策
暗号の話は抽象的に見えますが、筆者はまず小さな半素数 \(p=61, q=53\) でRSAの鍵生成から暗号化・復号までを手で追ってみるところから入るのがいちばん腑に落ちると感じています。
暗号の作り方|古典から現代暗号・PQCまで
友人に紙のメモで秘密の合図を送ったとき、筆者はまず手元でシーザー暗号を作って自分で復号し、同じ平文を転置式でも並べ替えてみました。家族に出題すると、文字をずらす方式と並べ替える方式では解き方の感触がまるで違い、遊びとしての「暗号」と情報を守るための「暗号」の境界が、そこでくっきり見えてきます。
楕円曲線暗号(ECC)とは?RSAとの違いと利点
ECCは単独のアルゴリズム名ではなく、楕円曲線を土台にした公開鍵暗号の方式群です。RSAが素因数分解の難しさに支えられるのに対し、ECCは楕円曲線離散対数問題と、その上でのスカラー倍算の“逆向きの解きにくさ”を安全性の芯に据えます。
量子暗号通信の実用化 日本と世界の最新事例
「量子暗号は盗聴不可能」といったニュースの見出しを見た直後、筆者が現場目線でまず確認したのは、実導入では鍵そのものではなく鍵を運ぶ仕組みとしてのQKDをどう置くか、そしてその裏側に認証済みの古典通信路や距離制約がきちんと残っているという事実でした。
BB84プロトコルの図解|鍵配送と盗聴検知
BB84は、暗号文そのものを送る方式ではなく、通信の前提になる共通鍵を量子状態で安全に共有するための代表的な量子鍵配送です。量子暗号をこれから学ぶ人に向けて、アリス・ボブ・イブの役割、4状態と2基底、基底が合ったときだけ残すふるい分けの流れを、図解の感覚で追えるように整理します。